マスクを取る機会が増え、これまで隠れていた歯並びが気になる方も多いのではないでしょうか。
目立たずに矯正したい場合はマウスピース矯正の「インビザライン」がおすすめです。
目立ちにくい透明なマウスピースでいつでも取り外し可能なインビザライン。20代・30代の女性を中心に人気が高く、日本を含む世界中の多くの方がインビザラインによる矯正治療を受けています。
今回は人気のマウスピース矯正「インビザライン」の特徴を従来のワイヤー矯正と比較しながらご紹介します。
目次
■インビザラインの特徴 <ワイヤー矯正との違い>
特徴その①「目立ちにくい」
インビザラインは透明で薄いマウスピースを使って歯並びを整えます。マウスピースが透明で薄いため、装着時に目立ちにくいです。ちょっと見ただけではマウスピースをつけていることをほとんど気づかれません。
<ワイヤー矯正の場合>
ワイヤー矯正(表側矯正)は歯の表側に金属製の装置をつけるため、目立ちやすいです(※)。
(※)表側矯正と比べ、歯の裏側に装置をつける
裏側矯正(舌側矯正)は目立ちにくいです。
特徴その②「取り外せる」
インビザラインはご自身でいつでも自由にマウスピースを取り外せます。マウスピースを外せるため、矯正中はいつもどおりの食事を楽しめます(※)。
(※)歯の動きのさまたげになるため、矯正中に硬い物を噛むのはNGです。
<ワイヤー矯正の場合>
ワイヤー矯正は固定式の矯正装置のため、原則として矯正治療が終わるまで装置を外せません。硬い物やかじりつく物はNG、歯や装置に挟まりやすい物は細かくして食べる、歯や装置につきやすい物は控えるなど、矯正中の飲食に大きな制限があります。
特徴その③「しっかり歯を磨ける」
インビザラインは矯正中、マウスピースを外してしっかり歯を磨けます。すみずみまでブラッシングできるため、ワイヤー矯正と比べてむし歯・歯周病が進行するリスクを減らせます。
<ワイヤー矯正の場合>
ワイヤー矯正は固定式のため、矯正中はすみずみまで歯を磨けません。磨き残しが増えてしまい、むし歯・歯周病にかかるリスクが高まります。
特徴その④「痛みが少ない」
インビザラインはやわらかいポリウレタン製のマウスピースで歯並びを整えます。ワイヤー矯正と比べて歯にかかる力がマイルドなため、矯正中に感じる痛みが少なめです(※)。
(※)矯正中の歯の痛みの感じ方は個人差があります。
<ワイヤー矯正の場合>
ワイヤー矯正はブラケットに通した金属製のワイヤーを締めて歯並びを整えます。歯にかかる力が強いため、最初に装置を装着したときや調整の際に痛みを感じることがあります。
{ワイヤー矯正は軽度~重度の歯並びの乱れに幅広く対応できます}
矯正中に痛みを感じることがあるワイヤー矯正ですが、ワイヤー矯正には強く歯を締める矯正方法ならではのメリットがあります。
ワイヤー矯正は歯を動かす力(矯正力)が強く、軽度~重度の歯並びの乱れに幅広く対応できます。抜歯をしてスペースを作り、歯根ごと全体の歯を大きく動かす必要がある重度の歯並びの乱れの治療もワイヤー矯正なら対応可能です。
一方、インビザラインはやわらかいマウスピースを使うため、ワイヤー矯正と比べて歯を動かす力がマイルドです。矯正力がマイルドなため、抜歯をして歯根ごと全体の歯を動かす必要がある中程度~重度の歯並びの乱れにはインビザラインのみでは効率的に矯正を行えない場合があります(※)。
(※)アタッチメントの装着やアンカースクリューなどの補助処置を行う
ことで中程度~重度の歯並びの乱れに対応できるケースがあります。
特徴その⑤「通院回数が少ない」
インビザラインはご自身でマウスピースを交換・装着して歯並びを整えていきます(通院時にまとめて次回までのマウスピースをお渡しします)。
ご自身でマウスピースを交換・装着するため、通院は1ヶ月半~2ヶ月に1回でOK(※)。
通院回数が少ないため、学業や仕事で忙しい方も無理なく矯正を続けやすいです。
(※)患者様や症状により、通院頻度が増える場合があります。
<ワイヤー矯正の場合>
装置の調整や歯のクリーニングのため、ワイヤー矯正は1ヶ月に1回の通院が必要になります。
特徴その⑥「歯の動き方や仕上がりの歯並びを治療を開始する前に確認できる」
インビザラインは独自の3Dアプリ「クリンチェック」を用い、治療開始前に矯正のシミュレーションを行います。
クリンチェックによるシミュレーションでは矯正中の歯の動き方や仕上がりの歯並びの様子が精密な3D画像で作成されます。
クリンチェックのシミュレーション画像は精密検査を受けたその日のうちに確認可能です。歯の動き方や仕上がりの歯並びの様子を患者様が見て確認することで「こんな風に歯が動くんだ」と理想の歯並びに近づくイメージを持ちやすくなり、矯正中のモチベーションUPにつながります。
シミュレーション画像を見て、もし、仕上がりの歯並びに納得できない場合は矯正を受けなくてもOKです。治療を開始する前に歯の動き方や仕上がりの歯並びの様子を患者様ご自身の目で見て確認することで、矯正を受けるかどうかを判断しやすくなります。
<ワイヤー矯正の場合>
一般的なアナログ式のワイヤー矯正では石膏模型(スタディモデル)を作り、歯科医師が治療計画を立案します。原則として、アナログ式のワイヤー矯正ではアプリによる治療開始前のシミュレーションは行わないため、歯の動き方や仕上がりの歯並びの様子は確認できません。
特徴その⑦「金属アレルギーの心配が少ない」
インビザラインはポリウレタン製のマウスピースを使って歯並びを整えます。
非金属のため、金属アレルギーを起こす心配が少ないです(※)。
(※)アンカースクリューや顎間ゴムなどの
補助処置で金属を用いることがあります。
<ワイヤー矯正の場合>
ワイヤー矯正では金属製のワイヤーで歯を締めるため、矯正装置が原因で金属アレルギーを起こす可能性があります。
【矯正治療に関するご質問・ご不安がある方はお気軽にご相談ください】
東岡崎ジョイ歯科では矯正の無料相談を行っています。
「自分の歯並びがインビザラインで治せるのか知りたい」
「目立ちにくい矯正方法がイイ」
「矯正を受けたいけど、痛みが心配」
など、矯正治療に関するご質問・ご不安がある方は当院までお気軽にご相談ください。
カウンセリングでは患者様の現在のお悩みやご希望をお伺いし、矯正の治療内容・費用についてご説明をさせていただきます。