フッ素塗布

フッ素には虫歯菌の付着や繁殖を防ぐ効果や、酸によって溶けてしまった歯の表面を再石灰化する効果があるため初期の虫歯であれば症状の進行を抑えることもできます。
塗り始める時期としては歯が生えてきたら塗るのが望ましいと言われています。
しかし、フッ素を塗ったからといって虫歯にならないわけではありませんので仕上げ磨きや定期的なフッ素塗布などが大切です。
シーラント

奥歯は前歯よりも複雑な形をしており、噛む面の溝から虫歯になりやすいためシーラントというプラスチックによってその溝を埋めてあげることで虫歯になるのを防ぎます。
サホライド
サホライドとは虫歯の進行止めとして使われているのお薬のことで、フッ化ジアンミン銀というフッ素と銀が成分になっています。サホライドの中に含まれているフッ素は歯科で使うフッ素の約5倍の濃度のため非常に効果は高いのですが、最大のデメリットとして塗った部分が黒くなってしまうことが挙げられます。
そのため症状があり治療が必要ですが号泣してしまったり麻酔が使えない場合など治療が困難な場合で用います。
黒くなった部分は治療ができるようになったらしっかり除去して白い材料で詰め直しを行うことで見た目を改善することもできます。