
ネットを検索していると、「マウスピース矯正 歯ぐき 出血」という検索候補が出るときが。
インビザラインなどのマウスピース矯正で、歯ぐきから血が出ることがあるのでしょうか?
すべてではないのですが、実は、マウスピース矯正中、歯ぐきから出血するケースがあります。
今回は、「マウスピース矯正で歯ぐきから血が出る主な原因」、および、セルフケアのポイントを含めた、歯ぐきの出血への対処方法のご紹介です。
目次
■マウスピース矯正中、歯ぐきから出血した場合に考えられる主な原因
1.歯肉炎(初期の歯周病)
歯肉炎とは、初期の歯周病です。
歯肉炎にかかっている方は、歯ぐきから出血することがあります。
≪対処方法≫
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毎日の歯磨き+歯間清掃(セルフケア)をしっかり行う
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歯科医院で定期的に検診&歯のクリーニングを受け、ご自身では落とし切れない歯垢・歯石を除去してもらう
2.強すぎる力での歯磨き(強すぎるブラッシング)
ゴシゴシと歯・歯ぐきをこするような、強すぎる力での歯磨きが原因で歯ぐきから出血することがあります。
≪対処方法≫
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軽い力で歯を磨く
ペンを持つように軽い力で歯ブラシを持つと、力の入れすぎを防ぎやすくなります
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「ふつう」or「やわらかめ」の歯ブラシを使う
「歯・歯ぐきを傷つけやすいため、「かため」の歯ブラシはあまりオススメできません
3.マウスピースを着脱する際に歯ぐきを傷つけてしまった
長い爪、突起物のネイルアートなどが原因でマウスピースを着脱する際に歯ぐきが傷つき、歯ぐきから出血することがあります。
≪対処方法≫
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普段からこまめに、短めに爪を切っておく
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マウスピース矯正中は、突起物のネイルアートは避ける
4.女性ホルモンの過剰な分泌による歯肉炎
8~18歳前後の思春期の女性、および、妊娠中の女性は女性ホルモンが過剰に分泌しやすい時期です。
女性ホルモンが過剰に分泌すると、女性ホルモンを好んで食べる(女性ホルモンをエサにしている)歯周病の原因菌が活発化。口腔内の歯周病菌の活発化によって歯肉炎(初期の歯周病)を発症し、歯ぐきから出血することがあります。
≪対処方法≫
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毎日の歯磨き+歯間清掃(セルフケア)をしっかり行う
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歯科医院で定期的に検診&歯のクリーニングを受け、ご自身では落とし切れない歯垢・歯石を除去してもらう
5.IPR(矯正の補助処置:歯の隣接面のやすりがけ)
IPR(ディスキング)とは、矯正で行うことがある歯の隣接面のやすりがけです。
歯を動かすためのスペース作り、歯を綺麗に並べるためなど、様々な目的でIPRを行う場合があります。
IPRでは、金属の器具を用いて歯の隣接面を削る際、術者の手元が誤り、器具が当たって歯ぐきから出血するケースも(術者による操作ミス)。
≪対処方法≫
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歯ぐきに器具が当たらないよう、細心の注意を払いながらIPRを行う(歯科医院側で気をつけるべき注意点)
■健康的な歯ぐきの色って、何色?
◎血色が良い、薄いピンク色の歯ぐきが健康的とされています
一般的な認識としては、血色が良い、薄いピンク色の歯ぐきが健康的、とされています。
矯正で歯並びを整えた方or歯並びを整える予定がある方は、「歯ぐきの色」が気になることもあるのではないでしょうか?
実際、歯並びや歯の色と共に、歯ぐきの色は口元の印象に大きく関係しています。
歯ぐきが赤く腫れている、紫色の歯ぐき、黒ずんだ歯ぐきなど、歯ぐきの色によっては口元の印象がマイナスになってしまうケースも。
【マウスピース矯正中のセルフケア&定期通院を継続することが大切です】
今回は、「矯正中の歯ぐきからの出血の原因&対処方法」について、お話をさせていただきました。
以下の2つのケアが不足すると、歯ぐきからの出血など、お口の病気(歯周病、むし歯)が起きやすくなります。
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ご自身で行う毎日の歯磨き+歯間清掃(セルフケア)
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矯正中の定期通院
歯ぐきからの出血を含め、矯正中のトラブル・お口の病気を防ぐには、まずは、毎日の歯磨き+歯間清掃によるセルフケアをしっかり行うことが基本です。
セルフケアと併せて、マウスピース矯正中は定められた間隔で定期的に通院しましょう。定期的に通院することで、歯ぐきの出血などの矯正中のトラブル・お口の病気の早期発見につなげやすくなります。
矯正を成功に導くために、マウスピース矯正中はセルフケア&定期通院を継続しましょう。
