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インプラント、ブリッジ、入れ歯の違いについて


歯を失った際の治療方法として、インプラント、ブリッジ、入れ歯の3つがあります。

それぞれに特徴があり、患者様の口腔環境やライフスタイルに応じて選択することができます。。

この記事では、これらの治療方法の特徴とメリット・デメリットを詳しく解説します。


■インプラントの特徴

◎本物の歯に近い感覚と見た目

インプラントは、失った歯の代わりに顎骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を固定する治療法です。

インプラントは、人工歯根と骨が直接結合し、しっかりと固定されるため、本物の歯と同じような噛み心地を再現できます。

食事の際も違和感が少なく、硬いものを噛む際も安定感があります。

特に噛む力が求められる部位では、他の治療法に比べて特におすすめです。

また見た目も天然の歯と見分けがつきにくいです。


◎長期間の使用が可能

インプラントは適切なメンテナンスを行えば10年以上使用できる治療法です。

一度装着すれば長期間にわたって安定した状態を保つことができるため、長期的な視点で見るとコストパフォーマンスが高い治療法と言えます。


◎隣接歯への負担が少ない

インプラントは、他の治療法と異なり隣の健康な歯に負担をかけることがありません。

独立して顎の骨に固定するため、隣接歯を削る必要もなく、全体的な口腔環境を保護する効果もあります。

これにより、インプラントは健康な歯を長く守るためのとても良い選択肢となります。


■ブリッジの特徴

◎短期間で治療が完了

ブリッジは、失った歯の両隣の歯を削り、その歯を支えにして人工歯を固定する治療法です。

手術を必要としないため、インプラントに比べて治療期間が短い点が特徴です。

一般的には数週間で治療が完了し、噛む機能を早く取り戻すことができます。


◎見た目が比較的自然

ブリッジに使用される人工歯は、自費治療を選べば、セラミックや金属などの素材で作ることができます。

特にセラミックは本物の歯に近い見た目となるため、自然な仕上がりをご希望の方に適しています。

前歯の治療にも多く用いられ、審美的にも優れた結果が期待できます。


◎比較的安価

ブリッジは多くの場合、インプラントに比べて費用を抑えることができます。

経済的な負担を軽減したい方にとって、ブリッジは魅力的な選択肢と言えます。


■入れ歯の特徴

◎比較的手軽な治療法

入れ歯は、失った歯を補うために取り外し可能な人工歯を装着する治療法です。

部分入れ歯や総入れ歯と、患者様の状況に応じて選択されます。

入れ歯は、手術を必要とせず、比較的短期間で作製、装着が可能です。

また、残った歯や年齢、体調に関わらず多くの患者様に適用できるため、選びやすい治療法でもあります。


◎取り外しが可能

入れ歯は取り外し可能なため、清掃がしやすく、口腔内を清潔に保つことができます。

取り外してメンテナンスができる点は、特に高齢者や歯周病のリスクが高い方にとって大きな利点です。


◎広範囲の歯を補える

部分入れ歯、総入れ歯共に、患者様の歯の状態に合わせて設計ができるため、多数の歯を失った場合にも対応可能です。

特に総入れ歯は、全ての歯を失った場合でも、噛む機能や見た目を改善することができます。


【おすすめの治療法、インプラント】

インプラント、ブリッジ、入れ歯はそれぞれ異なるメリット・デメリットがありますが、特にインプラントは安定感があり、本物の歯に近い噛み心地を得られることで、食事をする楽しさを取り戻せたり、歯を失う前とほとんど変わらない生活ができる点も大きな魅力です。

また、長期間使用できるため、コストパフォーマンスの面でも優れています。

最終的な選択は、患者様のライフスタイルや口腔環境に左右されますが、インプラントはその優れた機能性から、多くの患者様におすすめできる治療法です。

当院では歯を喪失した部分に対し、丁寧なインプラント治療を行っています。

インプラント治療をご検討中の方はぜひ1度ご相談ください。


東岡崎ジョイ歯科
歯科医師
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