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経験だけに頼らない安全なインプラント治療とは?


現在、全国30%以上の歯科医院でインプラント治療を受けることができます。

インプラント治療を受けようと思っても、どのように歯科医院を選んでいいか迷ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

インプラント治療を行う上で、その歯科医師がどの程度インプラント治療の経験があるかはもちろん重要なことですが、それ以外にも安全性を考えた上で大切なポイントがあります。


■経験以外にも大切なポイントがある理由

◎目視できない部分がある

インプラント治療では、目視が不可能な歯槽骨内部へのインプラント体埋入手術を行います。

この歯槽骨は患者様一人ひとり違うため、事前の検査でそれぞれの状態を知っておく必要があります。

目に見えない部分の情報を補うためには、経験以外の具体的なデータが必要です。

そのデータを、経験と合わせて上手く使うことで、より安全なインプラント手術を行うことができます。


◎多くの可能性を患者様と共有する必要がある

歯科医師はどのように手術を進めるか、どのような方法があるかについてさまざまな可能性を考慮します。

治療法の選択肢を歯科医師の経験だけでなく、シミュレーターを使って患者様に共有することで、患者様の理解度が上がり、安心してインプラント手術を進めることができます。


■シミュレーターの使用

◎サージカルガイド

インプラント治療では事前に3Dで患者様の口腔内のデータをコンピューター上にうつし撮り、それによって骨の厚みや周りの組織の位置などを把握します。

下歯槽管や上顎洞などの組織を避けたり、骨の厚みによって角度を決めたりするために、シミュレーターの大切な役割を果たします。

また歯科医師は、インプラント手術中に、どのような方向に、どのような位置にインプラントを打てば良いのか知る必要があります。

そのため、歯科医師はサージカルガイドというものを使用して手術を行います。

サージカルガイドは口腔内にかぶせて使用するもので、インプラント埋入の位置を視覚的にしっかりと知ることができます。


◎ワンガイドシステム

ワンガイドシステムとは、患者様の口腔内を3Dで把握し、その後どのようにインプラント手術を行うかというシミュレーションの一つです。

これを術中に使用することによって、より安心してインプラント手術を行うことができます。


■医院の設備

◎歯科用CT

インプラントの正確な埋入位置などを知るために、歯科用CTをとても重要です。

通常のレントゲンだと、骨の厚みや奥行きなどを知ることはできません。

歯科用CTでは、骨の厚みは奥行きを知ることができるだけでなく360度、口腔内の骨をどの位置からでも見ることができます。


◎清潔な環境

インプラントは歯槽骨と歯根の間に歯根膜という膜がありません。

それにより歯周病などで炎症が起こってしまうと一気に波及してしまうという特徴があります。

そのため通常の歯科診療以上に、インプラント治療は細菌感染を起こさないことが重要となります。

インプラントの周りに一気に炎症が波及してしまうことをインプラント周囲炎といいますが、このインプラント周囲炎はインプラントの寿命に大きな関わりがあります。


【治療の安全性には設備も重要】

インプラント治療を受けるにあたっては歯科医師の経験だけでなく、総合的な判断材料から安全性を確認するようにしましょう。

当院ではサージカルガイドやワンガイドシステムのシミュレーターや、歯科用CTの導入、専用オペ室の完備など、安心・安全かつ清潔な環境でのインプラント治療を心掛けています。

無料相談を行っていますので、ご質問や不安なことがありましたら、お気軽にご相談ください。


東岡崎ジョイ歯科
院長
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