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オステムインプラントとは?メーカーで何が違う?


インプラントには多くのメーカーがあります。

それぞれ特徴があり、適したメーカーを選択すれば、インプラントの寿命を長く保つことも可能になります。

では、インプラントメーカーはそれぞれどのような特徴があるのでしょうか。

当院で採用しているオステムインプラントについても解説します。


■インプラントの世界の大手メーカーとは

◎ストローマン社(ITI)

世界NO.1シェアを誇るのは、ストローマン社のインプラントです。

ストローマン社はインプラントの開発を50年以上も行い、多くのエビデンスを有しています。

インプラントの寿命は10年とされていますが、ストローマン社は長期的なデータを有しているため、より確かな安全性が確立されているといっていいでしょう。

また、ストローマン社のインプラントは、独自の表面性状を採用しています。

この表面の性状により骨結合が促し、治癒期間を最短で3〜4週間ほどまで早めることに成功しています。


◎ノーベルバイオケア社(ブローネマルク)

ノーベルバイオケア社はインプラントメーカーの中で最も長い歴史を持っています。

1981年にインプラントを初めて開発し、製品化したのがノーベルバイオケア社です。

オールオンフォーという少ないインプラントで口腔内全体の歯列を保つ技術や、即時抜歯インプラントなどの開発も行ってきました。

また、ノーベルバイオケア社は古い製品に適応するパーツを、現在でも供給し続けています。

長期にわたって、メンテナンスを安心して受けることができると言えるでしょう。


◎デンツプライシロナ社(アストラ)

アストラテックシステムで知られるインプラントメーカーです。

元々はスウェーデンの会社でしたが、現在はアメリカのデンツプライシロナ社の参加となり、アメリカの企業となっています。

アストラインプラントの特徴は、周辺の歯周組織への負担が少ないという点だといわれています。

インプラント体の表面に、マイクロスレッドというより小さなスレッドを施すことで、力のかかり方を分散し、歯周組織への負担を軽減しています。


■オステムインプラントとは

◎オステム社(オステム)

オステムインプラントは、アメリカでシェア第3位の、韓国のインプラントメーカーです。

オステムインプラントは、前述したインプラント3大メーカーとされている、ストローマン社、ノーベルバイオケア社、デンツプライシロナ社それぞれのインプラントの優れた特徴を取り込んだインプラントといわれています。


◎アジア人に合わせて開発されている

オステムインプラントは韓国のメーカーのため、欧米人に比べて顎の小さい日本人に適したサイズも展開しています。

また、固定力が強く、ネジが緩みにくいのもオステムインプラントの特徴です。


◎国際規格も取得

オステムのインプラントは「国際標準化機構(ISO)」規格であるISO9001認証、EU加盟国の基準を満たす場合に付ける基準適合マークであるCEマーク、米国市場に輸出するために必要なFDA登録において、class-IIIをそれぞれ取得しており、オステムインプラントの機能性、安全性が評価されています。


◎比較的安価

インプラント3大メーカーの良いところを取り入れながら、比較的安価に価格が抑えられていることもオステムインプラントを選択する上でのメリットといえるでしょう。

ただ安価なだけでなく、多くの国際基準をクリアしていることも大きな特長です。


【オステムインプラントは日本人に適したインプラント】

インプラントには多くのメーカーがあり、世界3大メーカーといわれるのが、ストローマン社(ITI)、ノーベルバイオケア社(ブローネマルク)、デンツプライシロナ社(アストラ)です。

これら3大メーカーの良いところを多く取り入れているのがオステムインプラントです。

また、韓国のメーカーのため、小さなアジア人の顎に対応したサイズが選べるのもメリットです。


当院ではオステムインプラントを採用しています。

インプラント治療をご検討の方は、ぜひ一度当院にご相談ください。



東岡崎ジョイ歯科
歯科医師
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