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「口ゴボ」とは 矯正で治せる? 口ゴボの見た目の特徴・原因・治し方をわかりやすく解説



近年、ネットなどで見かける・巷で耳にするようになった言葉の一つ、「口ゴボ」。


口ゴボとは、何を指す言葉なのでしょうか?


実際、「口ゴボって聞いたことがあるけど、何なのかはよくわからない」という方もいらっしゃるかと思います。


そこで今回は、口ゴボが気になる・知りたい方のために、「口ゴボ」について深堀りしてみました。


■口ゴボとは

◎上下の顎や上下の前歯が前方に突き出した状態を指します

口ゴボは一般的な言葉であり、医学用語ではありません。


歯科医療を含む医学(歯学)用語では、口ゴボを「上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)」と呼びます。


上下顎前突という呼び名が示すとおり、口ゴボは


  • 上下の顎の骨

  • 上下の前歯


が前に突き出た状態です。


上下の顎の骨や上下の前歯が前方に突き出しており、口元が”ゴボッ”としていることから「口ゴボ」と名付けられた、と言われています


なお、口元の前方への突き出しを”ゴボッ”とする表現はあまり一般的ではなく、正式な医学用語ではありません(”モコッ””ボコッ”なら、イメージ的に前方に突き出していると何となくわかりますが…)。


「ゴボ」の詳しい由来はわかっていません。若い方特有の語感・感覚なのでしょうか。「ゴボ」という表現、皆様はどのように感じますか?


◎上の顎の骨や上の前歯が前方に突き出しており、下の顎の骨が小さい(後方に下顎がひっこんでいる)場合、「口ゴボ」に分類されることも

原則として、口ゴボは上下の顎の骨や上下の前歯が前方に突き出した状態を指します(=上下顎前突)。


上下の顎の骨や上下の前歯の前方への突き出しのほか、以下のような顎・前歯の状態を口ゴボに分類することも。


  • 上の顎の骨

  • 上の前歯


が前方に突き出している、かつ、


  • 下の顎の骨が小さい(下の顎の骨(骨格)が小さく、上の顎の骨や上の前歯の前方への突き出しが強調されて目立っている・下顎が小さく(後方に下顎がひっこんでいる)、顎と首の境目がわかりにくい状態など)


上下顎前突を含め、上記のようなお顔立ちのことを「アデノイド顔貌」「顎無し顔」などと表現する場合もあります。


■口ゴボになる主な原因

◎口呼吸など、小さな子ども~未成年の時期の悪い癖・悪い習慣により、口ゴボになるケースが多く見られます

[顎の骨の成長異常・成長不全や歯並びの乱れをひき起こす主な原因]


  • 口呼吸

  • 舌癖(ぜつへき)(上下の前歯のあいだに舌を出す、上下の前歯で舌先を噛むなどの癖)

  • 誤った飲み方(顎をしゃくるようにして飲むなど)

  • 誤った噛み方(あまり奥歯を使わず、前歯のみで噛むなど)

  • 指しゃぶり


小さな子ども~未成年の時期に上記のような悪い癖・悪い習慣があると、


  • 口ゴボ(上下顎前突)

  • 出っ歯(上顎前突:じょうがくぜんとつ)

  • 受け口(反対咬合:はんたいこうごう / 下顎前突:かがくぜんとつ)

  • ガタガタ歯(叢生:そうせい)

  • 開咬(かいこう)

  • 過蓋咬合(かがいこうごう)

  • 交叉咬合(こうさこうごう)


など、顎の成長異常・成長不全や歯並びの乱れがひき起こされやすくなります。


◎遺伝で口ゴボになることも

親御さんに家系的な口ゴボの遺伝子(顎の骨格異常の遺伝子)があると、遺伝で口ゴボになることも。


■口ゴボの治し方

◎8歳頃までの小児矯正(咬合誘導)、外科的矯正、歯科矯正などにより、口ゴボの改善にアプローチできます

口ゴボは、


①上下の顎の骨格異常(顎の骨の前方への突き出し)

②上下の前歯の歯並びの乱れ(前歯の前方への突き出し(傾き))


が生じている状態です。


上記①②のうち、


①上下の顎の骨格異常(顎の骨の前方への突き出し)(=顎の骨格性の口ゴボ)


に対しては、主に以下のような治療が口ゴボ(顎の骨格性の口ゴボ)を改善するための選択肢として挙げられます。


[顎の骨格性の口ゴボなど、顎の骨格異常に対する治療の種類]

 

  • 小児矯正(咬合誘導:3~8歳頃まで(0~Ⅰ期)に行う小児矯正)

  • 外科的矯正(顎の骨切り手術など)

  • 歯科矯正(歯の矯正=マウスピース矯正、ワイヤー矯正などの通常の矯正治療)


{望ましいのは、8歳頃までに小児矯正(咬合誘導)を受けること}


顎の骨が未成熟でやわらかい小さな子どものうちに小児矯正(咬合誘導)を受けることで、顎の健全な成長を促進。顎の健全な成長により、顎の骨切り手術をせずに、口ゴボなどの顎の骨格異常を改善できる可能性があります。


◎顎の骨・歯並びの状態によっては、マウスピース矯正、ワイヤー矯正などの歯科矯正のみで口ゴボの改善にアプローチできるケースも

顎の骨の前方への突き出しなど、顎の骨格に異常が生じている口ゴボ(顎の骨格性の口ゴボ)を改善するためには、外科的な手術が必要になることがあります。


とは言うものの、「口ゴボだけど、顎の骨切り手術を受けるのはちょっと…」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。お気持ちはよく、わかります。


手術はちょっと…という方には、歯科矯正で口ゴボを改善する選択肢も。以下のような要素に当てはまることが条件になりますが、


  • マウスピース矯正

  • ワイヤー矯正


などの歯科矯正(歯の矯正治療)のみで口ゴボの改善にアプローチできるケースもあります。


[歯科矯正のみで改善できる可能性がある、口ゴボの例]


(前述の②上下の前歯の歯並びの乱れ(前歯の前方への突き出し(傾き))による、歯並びの乱れが原因の口ゴボ)


  • 顎の骨の前方への突き出しや上下の顎の骨格のずれがごく軽度な口ゴボ

  • 上下の前歯(または上の前歯)の前方への突き出しによって生じている、歯並びの乱れが原因の口ゴボ(顎の骨そのものは前方へ突き出していない、歯並びの乱れによる口ゴボ)


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