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どんな歯科医院を選ぶ?インプラント編


現在インプラント治療は、日本の歯科医院の35%で受けられるようになりました。

一般にかなり広く行われるようになってきたといっていいのではないでしょうか。

しかしインプラント治療は外科処置を伴うため、身体の負担の大きい治療法です。

そのためどのような基準でインプラント治療を受ける歯科医院を選んだらよいか迷ってしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

インプラント治療を受けるための歯科医院の選び方について解説します。


信頼できる歯科医院とは?


◎きちんと相談できる

インプラント治療を受けるにあたって、もちろん技術や設備はとても大切です。

しかし治療を行う順序から行っても、まずきちんと相談ができることがとても重要です。

きちんと患者様の話を聞くことで、見落としてはいけない情報も見落とさずに治療に入ることができます。 

不安や疑問があったら、とにかく歯科医院に相談し共有できる環境が大切です。


◎分かりやすい事前説明

歯科医院の方でも、患者様のお話をきちんと聞くだけでなく、わかりやすい事前説明と、治療計画のお話をできることが大切です。

歯科医師と患者様の間で共通のゴールへの認識を持っておくことが、治療成功への近道です。


◎無理な治療をしない

どのような治療にもいえることですが、無理な状況で無理な治療をしてしまうと、それによって入れられた補綴物は長く持たないことが多いです。

もし患者様からご希望があったとしても、無理なことはきちんと無理といえて、その理由を納得ができるまでご説明する歯科医院が安心です。


◎症例数や資格は必要?

もちろん歯科医師が行った症例数や、認定医や専門医などの資格があるととても安心できます。

歯科医院を選ぶ一つの指標となることは間違いありませんが、それだけで判断してしまわないことが大切といえるのではないでしょうか。


設備もチェックしよう


インプラント治療には、普段の歯科治療では使わない設備や機材を使用することがあります。


◎オペ室や専用のスペースがあるか

必ずしもオペ室である必要はないかもしれませんが、インプラント治療を行うための専用のスペースや、カウンセリングのためのカウンセリングルームなどがあると安心です。


◎滅菌や消毒がされているか

インプラントはとても感染を起こしやすく、一度感染を起こしてしまうと一気に脱落のリスクが高まります。

そのため滅菌や消毒がきちんとされているかどうかは、とても重要な指標となります。

まずは使い捨てのものがきちんと使え捨てられているか、滅菌されたパックに入っているかなどをチェックしてみましょう。


器具について


◎歯科用CT

インプラントを行うには、骨の厚みと埋入の角度がとても大切になります。

歯科医院で通常で使うレントゲンだと、情報2Dなため、骨の奥行きや厚みについて知ることはできません。

また神経の通っている管の位置も、2Dに把握することはできても、奥行きとしてどこに位置しているのかについて、通常のレントゲンでは把握することができません。

しかし歯科用CTでは3Dの情報を得ることができます。

これにより骨の厚みや、どのような埋入角度で埋入すれば良いかがとてもよくわかるようになります。

歯科用CTを導入している歯科医院でインプラント治療を受けることをおすすめします。


◎メーカーについても尋ねてみよう

インプラントのメーカーは世界に数百もあります。

そのため海外に住む予定がある方は、行った先でも取り扱いのあるメーカーのインプラントを入れておかないと、いざという時に修理が不可能になってしまう可能性があります。

インプラントのメーカーは互換性がないものがほとんどです。

万が一埋入手術を受けた歯科医院で継続してメンテナンスを受けられない場合は、汎用性のあるインプラントのメーカーなのかどうかについて確認しておくと良いでしょう。


さまざまな観点から安心を選ぶ


インプラント治療は外科処置を含む負担の大きい治療です。

そのため様々な観点から歯科医院を選ぶ必要があります。

東岡崎ジョイ歯科
院長
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