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インプラント治療のメンテナンス



インプラント治療後はメンテナンスを行うことがとても大切です。

埋入手術を行ってからのメンテナンス期間が治療の本当の始まりといっても過言ではありません。

インプラント治療後のメンテナンスはなぜそんなに大切なのでしょうか。

またどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。


インプラントにも寿命がある


◎インプラントの寿命は10年

インプラントには寿命があります。

寿命は歯根部分であるインプラント体が脱落した時です。

90%以上の方が10年以上インプラント体の脱落なく使えていることから、平均寿命が10年とされています。

しかしこれも清掃方法やメンテナンスなどによって変わります。

中には40年以上使えたインプラントもあります。


◎保証をつけている医院がほとんど

寿命が10年とされていることから、10年間保証をつけている歯科医院がほとんどです。

しかしその条件として定期検診にきちんと通っていることや、後の5年は一部の保証のみが受けられるなど、歯科医院によってその内容は様々です。

保証内容については事前によく確認しておくことが大切です。


インプラントの寿命を伸ばすには


◎インプラント周囲炎に注意

インプラントの寿命を延ばすには、とにかくインプラント体を脱落させないためのメンテナンスを行うことが重要です。

インプラントの寿命を縮めてしまうのはインプラント周囲炎という炎症です。

天然歯には歯根と歯槽骨の間に、歯根膜という膜があります。

これはクッションのような役割をしています。

しかしインプラントにはこの歯根膜がありません。

そのため炎症が起こってしまう時も、インプラント体部分から歯槽骨にダイレクトに波及します。

この状態をインプラント周囲炎といいます。

インプラント周囲炎が起こると寿命が大幅に縮まってしまうため注意が必要です。


◎きちんとした清掃

インプラント周囲炎は歯周病のような状態です。

そのためインプラント周囲炎を起こさないためには、歯周病の予防や治療と同じようなメンテナンスを行う必要があります。

自宅での毎日の丁寧なブラッシング、歯間ブラシなど清掃補助用具の使用、それらによってインプラント周辺を防ぐことが大切です。

インプラント周囲炎はインプラントの寿命を大幅に縮めてしまうことから、きちんと清掃が行えない方はインプラントの埋入手術自体を受けられないこともあります。


◎定期検診を受ける

ご自宅での清掃もとても重要ですが、それと合わせて歯科医院のプロフェッショナルケアも大切です。

3ヶ月に1度程度歯科医院でクリーニングを受けましょう。

またインプラントの異常があれば歯科医院ですぐ知ることができます。

上部構造を外しての清掃も歯科医院だったら可能です。

また何か違和感などがあればレントゲンをとって調べることもできます。

インプラントの埋入手術を行った方は必ず定期検診に行きましょう。

また口腔内の状態は日々変化します。

埋入した時はそのかみ合わせがベストだったとしても、歯が口腔内で動くとかみ合わせが変わってしまうこともあります。

少しずつ調整して使っていくことが大切です。


メンテナンスで長く快適に


インプラント治療においては、メンテナンスがとても重要です。

一般に大きく広がってきたインプラント治療ですが、治療内容は外科処置を伴う大変なものです。

治癒の時間も含めるため、時間も長くかかります。

また上部構造なども合わせるとかかる金額も大きくなります。

その反面、他の補綴治療などと比べ寿命は長く、大切に使えば40年以上持つこともあります。

丁寧に使えるほどコストパフォーマンスが良いのがインプラント治療です。

メンテナンスをきちんと行い長く快適に使えるようにしましょう。


東岡崎ジョイ歯科
院長
荻野 一樹


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