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インプラントに「喫煙」が与える悪影響



喫煙者の方はインプラント治療を受ける時に、禁煙が必要かどうか気になるのではないでしょうか。

喫煙の口腔内への影響はさまざまあり、インプラント治療もその例外ではありません。

喫煙による口腔内の影響と、インプラント治療に対しての影響について解説します。

 

■インプラントはどのようにして安定するの?

◎歯槽骨との結合がカギ

インプラントは、インプラント体という歯の根に当たる部分を歯槽骨内に埋入します。

歯槽骨の中でネジのようになっているインプラント体の表面と、骨がしっかりと結合し安定します。

この結合はとても強く、光学顕微鏡レベルで見ても、組織同士が結合しているといわれています。

この強い結合によって天然歯と同程度の噛み心地を得ることができます。

 

◎治癒まで3〜6ヶ月程度

インプラントが歯槽骨と結合するまでの時間は、どんなに短くても3ヶ月、多くの方は6ヶ月程度の時間がかかるとされています。

 

 

■喫煙の影響

◎ニコチンによる血流阻害

たばこの中のニコチンは、血管を収縮させるという特徴があります。

お口の中の末端の血管も例外ではありません。

また血管が収縮すると栄養が隅々まで行き渡らなくなり、免疫力が下がってさまざまな疾患の心配があるだけでなく、組織の再生が遅くなります。

インプラントにおいて一番害があるのが、このニコチンによる治癒の遅れでしょう。

 

◎歯周病の進行に気づかない?

また喫煙されている方は、喫煙されていない方よりもお口の中の症状に鈍感になるといわれています。

例えば歯周病は、健全な方よりも喫煙されている方の方が症状に気づくのが遅いといわれています。

重症になってからでないと気づかないという研究もあるようです。

もしインプラントに異常が起こっていても、喫煙されていると症状に非常に気づきにくく、脱落のリスクが高まる可能性があります。

 

◎天然歯より注意が必要

上記のようにインプラントを入れる際、喫煙されていると起こるリスクは、組織の再生が遅くなる、何らかの感染性疾患にかかった場合でも気付くのが遅いという2点があります。

またインプラントは天然の歯と違い、歯根と歯槽骨の間に歯根膜という膜がありません。この膜はクッションとなる役割をしてくれるだけでなく、炎症が歯根から歯槽骨に早急に波及するのを防いでくれます。

インプラントはこの膜がないため、天然歯よりも炎症が起こりやすいです。

この早急に広がる炎症のことを、インプラント周囲炎と呼びます。

 

 

■インプラントを入れる時禁煙した方が良いの?

◎手術期間だけでなく、禁煙がベスト

喫煙されている方はインプラントを入れる時、禁煙されるかどうか悩まれると思います。

インプラントを入れ、歯槽骨との結合が終わるまで3~6ヶ月禁煙しようと考える方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし喫煙していると、その後もインプラントの異常に気付きにくいなどのリスクがあるため、インプラントを入れると決めた際は、禁煙も一緒に行うのがベストです。

もし1人で喫煙するのが難しければ、禁煙外来などを利用するのも1つの方法です。

インプラントは大切に使えば90%以上の方が10年以上インプラントを使うことができます。長く大切に使うためにも、禁煙をおすすめします。

 

 

【できれば禁煙がベスト】

インプラントを入れたいと考える方は、できれば生涯にわたって禁煙するのがベストです。

歯槽骨との結合がしっかり起こり、炎症が起こってもすぐに気づけるよう禁煙を目指しましょう。

当院では禁煙しながらのインプラント治療についてのアドバイスさせていただいています。

インプラント治療を検討中の方はぜひ1度当院にご相談ください。

 

東岡崎ジョイ歯科
院長
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