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なぜ増えている?入れ歯からインプラントへ変える理由とは?


近年、入れ歯からインプラントへ変える方が増えています。

入れ歯からインプラントへの変化が増える背景には、変えることによる多くのメリットがあります。

インプラントには固定式であるなど、入れ歯とは違う多くの特徴があり、それが大きなメリットをもたらしているといえるでしょう。

入れ歯とインプラントの違い、インプラントのメリットについて詳しく解説します。


■入れ歯とインプラントの基本的な違い

◎可撤式か固定式か

入れ歯は可撤式であるのが大きな特徴です。

部分入れ歯も総入れ歯も、患者さんが自分で取り外して洗います。

インプラントは取り外しの必要がないため、日常的な清掃も歯ブラシやデンタルフロスを使って行います。


◎維持する場所の違い

入れ歯は歯肉や周囲の歯に支えられています。

部分入れ歯は残っている歯に金属のクラスプをかけて固定し、総入れ歯は歯肉に吸着させるようにして使用します。

一方、インプラントは顎骨に直接埋め込まれ、その上に人工歯を固定して使用します。

周囲の歯や歯肉に負担をかけることなく、独立して機能します。



■インプラントのメリット

◎見た目の自然さ

インプラントは、人工歯根を顎骨内に埋入し、その上に人工歯が固定されるため、非常に自然な見た目を実現することができます。

金属のクラスプやプラスチックの歯が見える入れ歯と比べて、天然歯の見た目により近く、他人に気づかれることなく自然な笑顔を保つことができます。

また、人工歯部分は色、形などを患者さんのお口元に合わせて選ぶことができるため、よりその方の顔貌を自然に見せることができます。


◎快適さと安定性

インプラントは固定式のため、入れ歯のように口の中で動いたり、ずれたりすることがありません。

顎骨に直接埋め込まれるため、安定して使用できます。

入れ歯は3~4割程度とされていますが、インプラントは天然歯と同程度の力で噛めます。

これにより、食事中や会話中に不快感を覚えることが少ないです。


◎左右の歯へのダメージがない

インプラントは、左右の歯に支えられる入れ歯と異なり、顎骨に直接固定されるため、周囲の歯に対する負担がありません。

入れ歯の場合、金属のクラスプや歯の摩擦によって、周囲の歯にダメージが生じることがありますが、インプラントは独立して存在するため、周囲の歯に負担をかけることなく機能します。


◎骨の健康維持

インプラントは顎骨に直接埋め込まれるため、顎骨に刺激を与えることができます。この刺激により、顎骨の吸収を防ぐことができます。


◎脳への刺激になる

入れ歯に比べ、インプラントはしっかり噛めて、噛む力が顎骨に伝わります。

天然歯のように噛めるため、脳への良い刺激となり、認知症などの予防につながる可能性があります。


◎コストパフォーマンスが良い

一見、インプラント治療は高額に感じられるかもしれませんが、長期的な視点で見ると経済的です。

入れ歯は定期的な調整や交換が必要であり、その都度費用がかかりますが、インプラントは適切なケアを行うことで長期間使用できます。

具体的な数字として、90%以上の方が10年以上使えるというデータが出ています。

そのため、総合的なコストパフォーマンスが高いといえます。



【メリットの多いインプラント治療】

インプラント治療は、入れ歯治療に比べて多くのメリットがあります。

噛み心地や見た目、快適さ、骨の健康維持など、さまざまな点で優れているといえるでしょう。

健康寿命を延ばすことが重視される中で、インプラントは食事や日常生活の質を向上させるための優れた選択肢です。

入れ歯のフィット感などにお悩みの方で、インプラント治療をご検討中の方はぜひ1度当院にご相談ください。


東岡崎ジョイ歯科
歯科医師
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