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インプラントが外れてしまった時は



インプラントを埋入すると体の一部のように使えると考えていらっしゃる方は多いと思います。

しかしインプラントはあくまで人工の歯根であり、どこかのタイミングで外れてしまったり脱落してしまったりする可能性があります。

そのような時はどうすれば良いのでしょうか。

インプラントが外れてしまった時の対応と保証について解説します。




インプラントの構造



◎インプラント体

歯槽骨に埋入する、人工歯根となる部分です。

歯槽骨としっかり結合させるには、面積を広げる必要があるため、ネジのような構造をしています。

そこに歯槽骨がかみ込むように結合し、安定する構造になっています。

インプラントの埋入手術とは、このインプラント体を歯槽骨に埋め込む手術のことを指します。



◎アバットメント

インプラント体と上の上部構造をつなぐ連結部です。

これを調節することによって、かみ合わせの高さを調節できます。

また中には角度を調節できるアバットメントもあり、歯の当たり方をも調整することができます。



◎上部構造

一番上の人工歯と呼ばれる部分です。

唯一外から見えている部位になります。

この部分の形や色は、患者様の口腔内の状態、好みなどによって、ご選択することができます。

審美面だけではなく、機能面についても患者様のご希望に沿うことができます。



どの部位から外れてしまったか?


インプラントは複数の部品が組み合わさり、人工の歯としての役割を担っています。どの部分が悪くなってしまっているかによって、対象方法も変わってきます。


◎上部構造とアバットメントが外れた

上部構造とアバットメントは、取れてしまってもまた戻せる可能性があります。

また何らかの破損が起こった場合でも、型採りをし、新たにその部分だけの作製が可能です。



◎インプラント体が脱落した

人工歯根であるインプラント体が外れてしまうことを、脱落といいます。

インプラント体が脱落してしまった時が、そのインプラントの寿命です。

そのため新しい人工歯根の再埋入手術をする必要があります。



◎当院の保証

当院では、インプラント治療について保証期間を設けています。

インプラント体そのものには10年、上部構造にも保証期間を設けており、インプラント治療を行った患者様へより安心して治療を受けていただけるよう設定しております。



なるべく長く使うために


インプラントの寿命は10年とされていますが、中には40年以上持ったインプラントもあるといわれています。

ただ、インプラント周囲炎などを起こしてしまうと、インプラントの脱落を早めるリスクがあるため、きちんと口腔ケアを行っていくことも、インプラントを長く使用するうえで大切なこととなってまいります。メンテナンスも充実していますので、インプラントに関するご相談は、お気軽にご質問いただければと思います。


東岡崎ジョイ歯科
歯科医師
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